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総領事館の活動

 

「Sport for Tomorrow」:エジミウソン財団へのミズノ社製サッカーシューズ100足の贈呈式

   


式展会場:エジミウソン財団(サンパウロ州タクアリチンガ市)(住所Rua Domingos Morano, nº 261 – Jd. São Sebastião – Taquaritinga, SP (a 340 km da Capital))


主催者:エジミウソン財団 

共催 : サンパウロ総領事館

事業日(期間):2016年6月16日(木)9:00~11:00

事業場所:エジミウソン財団(サンパウロ州タクアリチンガ市)

事業要約(参加者数):150名

6月16日,中前総領事は,総合スポーツメーカー・ミズノ株式会社から寄贈のあったサッカーシューズ100足を慈善団体エジミウソン財団(サンパウロ州タクアリチンガ市)へ寄贈する贈呈式に参加致しました。本行事は日本政府が提唱している「Sport for Tomorrow」プログラムの一環であり,事業に共鳴した同社よりブラジルの恵まれない子供を対象に合計609足のサッカーシューズが寄贈され,内100足がサンパウロに届けられたものです。

同財団は、2002年日韓サッカーW杯でブラジルが優勝した時の代表選手であるエジミウソン・ジョゼ・ゴメス・デ・モラエス氏(以下,エジミウソン氏)が設立した慈善団体です。主に低所得者層の子供達(約300名)にサッカー,空手,IT及び音楽教育などを通じて情操教育や社会化の支援を行っており,空手ではブラジル代表選手も輩出しています。財団設立者であるエジミウソン・モラエス氏は2002年日韓ワールドカップに,ブラジル代表のレギュラーとして出場し,ブラジル5度目の優勝に貢献しました。2012年に現役引退後,シメイラ・モラエス夫人と共にエジミウソン財団を通じ子供達の未来に向けた教育や環境作りに尽力されています。今回贈呈される100足のサッカーシューズは財団により管理され,子供達のサッカー活動時に貸し出される予定です。

エジミウソン氏は,「日本からの最初の移住者が笠戸丸に乗ってやってきたのが108年前の6月(18日),彼らはブラジルの成長に手をさしのべ,今もその勤勉さや文化を通じ,寛大さを示されている。また,自分がブラジル代表として横浜で日韓ワールドカップ優勝を果たしたのも2002年の6月(30日),さらに,このような素晴らしい贈り物を頂くのも6月(16日)と,6月の季節にいつも特別なものを日本から頂いている。この100足のサッカーシューズは日本から頂いた大事な種。財団の子供達と一緒に大切に育てていくつもり,日本国,ミズノ株式会社に心よりお礼申し上げたい。」と述べました。

中前総領事は「本日,日本のミズノ株式会社から寄贈された100足のサッカーシューズを皆様に届けることができ,大変嬉しく思う。今回贈呈されたシューズでサッカーを練習した皆さんの中からサッカーブラジル代表として4年後の東京五輪や未来のワールドカップに出場するかもしれないと想像するのは,大変素晴らしい。今回,このような寄贈をしてくださったミズノ株式会社に感謝するとともに,日本政府が推進しているこのSport for Tomorrow事業が日伯両国友好の一助となればと思う。」と述べました。
「Sport for Tomorrow」は、2014年から東京オリンピック・パラリンピックを開催する2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組みです。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.sport4tomorrow.jp/

 

サンパウロ市
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