サンパウロ安全対策情報(窃盗:サンパウロ市ベラ・ヴィスタ地区)

平成30年8月1日
以下の通り、邦人が被害者となる窃盗事件が発生しましたのでお知らせします。
 
1. 発生日時
 7月11日(水)14時45分頃
 
2. 発生場所
 ベラ・ヴィスタ地区 Viaduto Beneficecia Portuguesa, 1付近の路上
 
3. 事件概要
 被害者は、同僚が運転する車に乗車し、リベルダージ地区に所在する駐車場からパウリスタ大通りに向け出発した。出発して間もなく、タイヤのパンクを示すランプが点灯したため、上記地点の路肩に停車。目視の結果、右側リアタイヤのパンクが判明したため、その場でタイヤ交換を開始した。その際、スペアタイヤを取り出すため、トランクにあった荷物を後部座席に移動した。
 タイヤ交換の最中、2名の通行人(男性)から立て続けに声をかけられたが、通行人は簡単な会話をし、その場を立ち去った。タイヤ交換が完了し乗り込んだ時点で、後部座席に置いてあったバックが盗まれていることに気づいた(ドアは無施錠状態)。
 被害者によれば、最初に声をかけてきた男性はパンクを心配する様子であり不審な点はなかったが、次に声をかけてきた男性は無理に会話をしようとする様子が見られたので、2回目に声をかけられた際に犯行が行われ、両名が共犯であった可能性があると述べるところあり。パンクについては意図的な様子は見られない由。
 
4. 被害品
 バッグ(PC、現金、カード類)
 
5. 防犯対策
 (1) 荷物はトランクに入れ、ドアは施錠し、窓ガラスは閉めるよう運転手に依頼する。
 (2) 貴重品は、分散して保管する。
 (3) 車両の異変に気づいた場合は、ガソリンスタンドなど明るく、人の多い場所で確認作業を行う。
 (4) 車から離れる際は必ず鍵をかける。
 (5) 尾行等に気づいた場合は、ショッピングモール等人通りの多いエリアや付近の警察署等でやり過ごす。