総領事館広報活動:平成29年度 在外公館長表彰 伝達・祝賀式
平成29年6月30日
主催者:当館 |
事業日:6月20日(火) |
事業場所:総領事公邸 |
事業要約:(参加者数:34名) 20日、平成29年度在外公館長表彰の栄誉に浴されました島田梅エリザベッチ様、中川郷子様、山下リジア玲子様、原マリコ・ルシアネ様、中平マリコ様、宗像直実様、山本五月子様、藤村ゆり様に対する表彰状伝達・祝賀式を在サンパウロ日本国総領事公邸にて開催致しました。今回は、日頃の総領事館の活動等への深いご理解、ご協力への感謝の気持ちを込めて、特に日伯関係・日系社会分野で活躍する女性に敬意を表し、表彰いたしました。今回ご受賞された皆様は、日伯関係・日系社会における女性活躍のお手本です。今次表彰を契機として、動きが更に加速することを期待しています。 〈功績概要〉 島田 梅 エリザベッチ様 茶農園経営者 かつて「紅茶の都」として栄えたレジストロにおいて、2014年、手摘み、無農薬、熟成乾燥させたこだわりの新銘柄「おばあ茶ん」を立ち上げ、同地域の紅茶産業の再興に尽力し、日本のプレゼンス向上に寄与した。 中川 郷子様 カエルプロジェクト代表 カエルプロジェクト代表として、サンパウロ市を拠点に、本邦就労者の帰伯子弟がブラジルの学校や社会へ順応できるよう社会的、教育的支援を行い、当地日系社会の福祉に貢献している。また、毎年、日本のブラジル人集住都市を訪問し、ブラジルへの帰国を考えている人向けに「カエルセミナー日本」を開催している。日本におけるブラジル人児童及び青少年に関する書籍も出版し、デカセギ子弟の啓発にも貢献している。 山下 リジア 玲子様 ブラジル日本移民史料館運営委員会副委員長 2007年より現在に至るまで約10年間にわたりブラジル日本移民史料館の運営委員会副委員長として、日系社会の歴史の伝承に貢献してきた。当地を訪問する政府要人等の多くは、同館を視察しているが、同人は、それら要人等に対し日本人のブラジル移住史について懇切丁寧に説明し、当地日系社会の歴史の理解の促進に貢献している。 原 マリコ ルシアネ様 カンポスさくらホーム ホーム長 2012年より高齢者養護施設カンポスさくらホームのホーム長として施設の運営に尽力し、日系社会の福祉向上に寄与してきた。毎年8月にはさくら祭りを開催し、地域の方々との交流促進に努めている他、運動会、新年会、謝肉祭、ひなまつり、こどもの日、母の日、父の日、敬老の日、クリスマス会、誕生日会などのイベントを開催し、入居者が充実した老後を過ごせるよう努めている。 中平 マリコ 歌手 2002年よりブラジルにおいて歌を通じて日系団体を支援するとともに、日本文化の普及・継承に貢献している。2016年9月と2017年3月には、ブラジル日本文化福祉協会の文化ホールを完成させる一助として慈善コンサート「さぁ、始めよう」を開催した。 宗像 直実 サンパウロ市立劇場合唱団首席指揮者 2003年に日本人移住95周年を記念し、中田喜直作曲女声合唱組曲「蝶」を披露した他、2016年にサンパウロ市立劇場合唱団の「モザイコ・インテルナショナル」演奏会シリーズに「日本とブラジルの友情」をテーマとして取り上げ、日本の歌唱曲を紹介するなど日本文化の普及に貢献した。また、2011年東日本大震災の際には、震災支援コンサートを開催した。 山本 五月子 憩の園 事務局長 2005年より老人ホーム憩の園の事務局長として施設の運営に尽力し、日系社会の福祉向上に寄与してきた。老人介護者家族とボランティア向け講座を開講するなど、入居者のみならず近隣に在住する高齢者に対する福祉向上にも力を注いでいる。 藤村 ゆり サンタクルス病院 ジャパンデスクマネージャー サンタクルス病院のジャパンデスクマネージャーとして、同病院を受診する日本人や同病院を訪問する要人に対して日本語で応対し、在留邦人の福祉と当地日系社会の福祉への理解促進に貢献している。 |