総領事館広報活動:平成29年外務大臣表彰伝達・祝賀式

平成29年11月13日


(クレジット:Jiro Mochizuki)

 
 
事業日: 平成29年10月31日(火)
事業場所: 公邸
事業要約:
 10月31日,平成29年外務大臣表彰の栄誉に浴されました鈴木章子氏,石川レナト氏,石井千秋氏,ブラジル日本都道府県人会連合会に対する表彰状伝達・祝賀式を在サンパウロ日本国総領事公邸にて開催しました。
 鈴木氏は,東京出身の陶芸家で,ブラジル初の登り窯を築かれました。日本で会得した技術を基にブラジルの風土に影響を受けて作られた作品群を通じ,ブラジルにおいて日本の伝統文化である陶芸を芸術として広めることに貢献されました。
 石川氏は,サンタクルス日伯慈善協会理事,理事長を歴任され,在留邦人及び当地日系人の福祉向上に貢献してこられました。また,2016年リオ五輪での日本語の医療サービス提供,日伯医療セミナー開催等,医療分野での日伯交流に尽力されました。
 石井氏は,栃木県出身の柔道家で1972年ミュンヘン五輪にてブラジル柔道界初の五輪メダルを獲得されました。現在は指導者として石井道場を経営し,後進の育成に努める等,ブラジルにおいて日本発祥の競技である柔道の普及に貢献されました。
 ブラジル日本都道府県人会連合会は,長年にわたり,ブラジルに移住した日本人の権益を擁護するため活動されてきました。開拓先没者慰霊碑及びサントス日本移民上陸記念碑の維持管理,日本祭りや移民のふるさと巡りの開催等,日系人の心の絆を深めることに寄与されました。
 お三方と一団体の長年にわたる日伯の友好協力関係の拡大に対する大きな貢献に対し,改めて深く感謝し,栄えあるご受章を心からお祝い申し上げます。