令和3年度外務大臣表彰受賞者について
令和3年8月20日
令和3年度外務大臣表彰受賞者(在サンパウロ日本国総領事館推薦)は以下のとおり決定しました。
山下 譲二様
ブラジル日本文化福祉協会評議員会会長
山下様は、ブラジル日本文化福祉協会において1997年より専任理事、副会長、評議員会会長等の役員を歴任され、ブラジル日系社会の中心的な機関として日伯親善の強化に大きな役割を果たす同協会の活動を長年にわたり献身的に支えてくださいました。また、青年時代に海外産業人材育成協会(AOTS)における技術者研修員として、日本で地下鉄技術を学んだ地下鉄工事の専門家であり、1995年からはAOTSサンパウロの理事や評議員を務められ、技術交流を通じた日伯友好関係の増進にも貢献されました。
渡部 一誠様
サンパウロ大学 生物医科学研究所 解剖学部教授
渡部様は、ブラジルにおける解剖学の権威で、特に電子顕微鏡を利用した研究の先駆者と言われています。サンパウロ大学をはじめ複数の大学で長年にわたり教鞭を執り、その間、日本の多くの著名な研究者と日伯両国に於いて交流を深められ、日伯研究者協会の役員として2008年には同協会が主催した日伯交流シンポジウムの開催にもご尽力される等、日伯の学術交流と相互理解の促進に貢献されました。また、ブラジル和太鼓協会の初代会長として、全伯太鼓大会の開催などを通じ、ブラジルでの日本文化普及と日伯友好親善にも貢献されました。
アウレリオ 野村様
サンパウロ市議会議員
野村様は、平成5年の当選から現在まで、7期25年以上にわたりサンパウロ市議会議員として活動されています。特に、サンパウロ市と日系社会のパイプ役として、ブラジル先達移民を祀る「開拓先没者慰霊碑」や、日伯友好の象徴である「日本館」の維持にご尽力されたほか、海外日系人大会で制定された「国際日系デー」を同市の公式日程として制定する等、様々な取り組みを通じ、日系社会の活性化に貢献されました。また大阪市との姉妹都市交流等でも重要な役割を果たし、日伯関係の強化に寄与されました。
ジョルジ 大塚様
ブラジル野球ソフトボール連盟会長
大塚様は、1990年にブラジル野球・ソフトボール連盟を設立され、以来会長職を務めておられます。「礼」や「元気な挨拶」、「道具を大切にする」といった日本式野球の価値観を重視した選手の育成に長年ご尽力されると共に、2008年のブラジル日本人移住100周年の節目を始めとして、高校、大学、社会人など日本のアマチュア野球界の代表チームを招いたブラジル代表チームとの親善試合や、交流イベント等の開催に精力的に取り組むなど、スポーツを通じた日伯両国の相互理解や友好親善の促進に大きく寄与されました。
エリソン・トンピソン・デ・リマ・ジュニオール様
茶道裏千家淡交会ブラジル協会会長
トンピソン様は、2012年から2020年まで、サンパウロを中心としたブラジル各地の各流派を代表するブラジルいけ花協会の会長を務められ、生け花の普及にご尽力されました。特に、会長として2019年にジャパン・ハウス サンパウロで華道をテーマに開催した『DŌ(道)―平静の極みへ』展にご協力いただき、多くの来館者を集めることに貢献されました。また2009年から現在まで、茶道裏千家淡交会ブラジル協会の会長を務められ茶道の普及にも取り組むなど、その幅広い文化活動により、日伯両国の友好親善の促進に大きく寄与されました。
山下 譲二様
ブラジル日本文化福祉協会評議員会会長
山下様は、ブラジル日本文化福祉協会において1997年より専任理事、副会長、評議員会会長等の役員を歴任され、ブラジル日系社会の中心的な機関として日伯親善の強化に大きな役割を果たす同協会の活動を長年にわたり献身的に支えてくださいました。また、青年時代に海外産業人材育成協会(AOTS)における技術者研修員として、日本で地下鉄技術を学んだ地下鉄工事の専門家であり、1995年からはAOTSサンパウロの理事や評議員を務められ、技術交流を通じた日伯友好関係の増進にも貢献されました。
渡部 一誠様
サンパウロ大学 生物医科学研究所 解剖学部教授
渡部様は、ブラジルにおける解剖学の権威で、特に電子顕微鏡を利用した研究の先駆者と言われています。サンパウロ大学をはじめ複数の大学で長年にわたり教鞭を執り、その間、日本の多くの著名な研究者と日伯両国に於いて交流を深められ、日伯研究者協会の役員として2008年には同協会が主催した日伯交流シンポジウムの開催にもご尽力される等、日伯の学術交流と相互理解の促進に貢献されました。また、ブラジル和太鼓協会の初代会長として、全伯太鼓大会の開催などを通じ、ブラジルでの日本文化普及と日伯友好親善にも貢献されました。
アウレリオ 野村様
サンパウロ市議会議員
野村様は、平成5年の当選から現在まで、7期25年以上にわたりサンパウロ市議会議員として活動されています。特に、サンパウロ市と日系社会のパイプ役として、ブラジル先達移民を祀る「開拓先没者慰霊碑」や、日伯友好の象徴である「日本館」の維持にご尽力されたほか、海外日系人大会で制定された「国際日系デー」を同市の公式日程として制定する等、様々な取り組みを通じ、日系社会の活性化に貢献されました。また大阪市との姉妹都市交流等でも重要な役割を果たし、日伯関係の強化に寄与されました。
ジョルジ 大塚様
ブラジル野球ソフトボール連盟会長
大塚様は、1990年にブラジル野球・ソフトボール連盟を設立され、以来会長職を務めておられます。「礼」や「元気な挨拶」、「道具を大切にする」といった日本式野球の価値観を重視した選手の育成に長年ご尽力されると共に、2008年のブラジル日本人移住100周年の節目を始めとして、高校、大学、社会人など日本のアマチュア野球界の代表チームを招いたブラジル代表チームとの親善試合や、交流イベント等の開催に精力的に取り組むなど、スポーツを通じた日伯両国の相互理解や友好親善の促進に大きく寄与されました。
エリソン・トンピソン・デ・リマ・ジュニオール様
茶道裏千家淡交会ブラジル協会会長
トンピソン様は、2012年から2020年まで、サンパウロを中心としたブラジル各地の各流派を代表するブラジルいけ花協会の会長を務められ、生け花の普及にご尽力されました。特に、会長として2019年にジャパン・ハウス サンパウロで華道をテーマに開催した『DŌ(道)―平静の極みへ』展にご協力いただき、多くの来館者を集めることに貢献されました。また2009年から現在まで、茶道裏千家淡交会ブラジル協会の会長を務められ茶道の普及にも取り組むなど、その幅広い文化活動により、日伯両国の友好親善の促進に大きく寄与されました。