令和4年度外務大臣表彰受賞者について
令和4年8月4日
令和4年度外務大臣表彰受賞者(在サンパウロ日本国総領事館推薦)は以下のとおり決定しました。
アルフレッド・コタイチ・ネト 様
サンパウロ市商業組合会長
サンパウロ市国際関係局長として日本関連行事への参加や開催を通じて日伯の相互理解促進に尽力され、2008年に天皇皇后両陛下及び皇太子殿下ご臨席のもと開催された「日本ブラジル交流年・日本人ブラジル移住100周年」記念祝賀行事にサンパウロ市代表として出席されたほか、同年、皇太子殿下をお迎えして開催されたサンパウロ市での祝賀行事開催のために尽力されるなど、日伯の友好親善の促進に寄与されました。また、現在に至るまで、元上院議員としての経歴を活かし、サンパウロ政界と日本側関係者の人脈形成を支援し、両国関係の強化に貢献されています。
岩﨑 透 様
東山農場会長
ブラジル国内において、日本食に必要不可欠な醤油、味噌、みりん及び日本酒の製造・販売、啓蒙活動を通じて、ブラジルにおける和食文化の普及拡大に大きく貢献してこられました。また、同氏が管理する東山農場では、我が国の皇族、閣僚、国会議員、県知事、文化人等多様な分野の要人を多数受入れ、日伯交流を促進されました。右功績に対して、ブラジル連邦政府から最高勲章であるリオ・ブランコ国家勲章、サンパウロ州知事表彰、第5回日本食海外普及功労者表彰を受賞する等、日伯両国から高く評価されています。
長瀬 令子(ナガセ レイコ)様
ブラジル筝曲宮城道雄の会会長
琴曲宮城会ブラジル支部(現ブラジル箏曲宮城道雄の会)創立時から会員として、サンパウロのみならず、ブラジル各地で演奏会を開催するなどし、邦楽の魅力を伝える活動に長年に亘り取り組まれました。同会には非日系のブラジル人会員も含まれ、ブラジルにおける日本の伝統文化の普及に大きく貢献されました。同会会長としては、2011年に会創立30周年及び東日本大震災復興支援を目的として、サンパウロ市内で有名なサンパウロ美術館(MASP)大講堂で公演を開催し、収益は全額日本側に寄付するなどして日伯両国の友好親善促進にも寄与されました。
仁居 樹美(ニイ・キミ)様
陶芸家
ブラジルで高く評価されている日本人陶芸家であり、1978年から日本の伝統的手法に則った作品を発表し続け、ブラジルにおける日本の伝統文化普及に大きな貢献を果たされました。2008年のブラジル日本人移住100周年の際には、サンパウロ市内の主要美術館などで開催された記念展覧会に出品した他、在京ブラジル大使館でも個展を開催されるなどし、長年にわたり、日伯両国間の文化交流及び友好親善に寄与されました。近年では、ジャパン・ハウスやブラジル日本文化福祉協会が主催する事業でも日本の陶芸を紹介されました。
税田 パウロ清七 様
サンパウロ日伯援護協会会長
サンパウロ日伯援護協会において、1997年から理事、会計理事、常任理事等を歴任され、2021年1月からは同協会会長として、現在に至るまで20年以上の長きにわたってブラジル日系社会における医療・福祉事業の推進と発展に大きな貢献を果たしてこられました。
同協会傘下の日伯友好病院経営委員長を務めた際には、丁寧な患者対応をはじめとした医療サービスの充実を図り、患者が安心して利用することのできる病院の運営・指導に尽力したことで、同病院の発展に大きく寄与されました。
中川 柳田 郷子 様
「カエルプロジェクト」代表・臨床心理士
カエルプロジェクト代表として、サンパウロ市を拠点に、三井物産基金の支援も受けて、本邦就労者の帰伯子弟がブラジルの学校や社会へ順応できるよう社会的、教育的支援を行い、当地日系社会の福祉に貢献されまし。また、毎年、日本のブラジル人集住都市を訪問し、ブラジルへの帰国希望者向けに「カエルセミナー日本」を開催したほか、日本におけるブラジル人児童及び青少年に関する書籍も出版し、デカセギ子弟の抱える問題の啓発を行うなど、日伯の相互理解へ貢献されました。
ワルテル・タケオ・ササキ(通称:ワルテル・ササキ)様
テクノ産業貿易株式会社取締役
ニッポンカントリークラブの会長職を12年間にわたり務められ、スポーツなどを通した社会文化活動の活性化及び若者の人材育成に尽力し、また非日系ブラジル人も活動に取り込んで日本文化発信事業や日伯交流に貢献されました。2016年には、同団体内に社会活動の起業精神を通じた、若者(12歳から18歳)の能力構築・価値育成を目的にアカデミア・ド・フトゥーロ(未来塾)を設立し、多くの日系・非日系の若者を育成し、日系社会の課題である若者の活動参画を進め、日系の会館文化を現代に適合させられました。
福原 憲二 カルロス 様
ブラジル日本文化福祉協会儀典担当理事
サンパウロ州の儀典次長として、また退官後は儀典次長であった際の経験を生かし、ブラジル日本文化福祉協会(文協)の幹部として、要人訪伯の際にはきめ細やかな配慮と対応を行われ、現在もなお日伯友好関係促進に貢献されています。平成30年7月の眞子内親王殿下(当時)訪伯の際には、サンパウロ市で開催された日本人移住110周年、プロミッソンで開催された日本人移住110周年及びプロミッソン移住100周年にあたり、式典儀典関係の代表を務められ、円滑な式典実施に貢献されました。
アルフレッド・コタイチ・ネト 様
サンパウロ市商業組合会長
サンパウロ市国際関係局長として日本関連行事への参加や開催を通じて日伯の相互理解促進に尽力され、2008年に天皇皇后両陛下及び皇太子殿下ご臨席のもと開催された「日本ブラジル交流年・日本人ブラジル移住100周年」記念祝賀行事にサンパウロ市代表として出席されたほか、同年、皇太子殿下をお迎えして開催されたサンパウロ市での祝賀行事開催のために尽力されるなど、日伯の友好親善の促進に寄与されました。また、現在に至るまで、元上院議員としての経歴を活かし、サンパウロ政界と日本側関係者の人脈形成を支援し、両国関係の強化に貢献されています。
岩﨑 透 様
東山農場会長
ブラジル国内において、日本食に必要不可欠な醤油、味噌、みりん及び日本酒の製造・販売、啓蒙活動を通じて、ブラジルにおける和食文化の普及拡大に大きく貢献してこられました。また、同氏が管理する東山農場では、我が国の皇族、閣僚、国会議員、県知事、文化人等多様な分野の要人を多数受入れ、日伯交流を促進されました。右功績に対して、ブラジル連邦政府から最高勲章であるリオ・ブランコ国家勲章、サンパウロ州知事表彰、第5回日本食海外普及功労者表彰を受賞する等、日伯両国から高く評価されています。
長瀬 令子(ナガセ レイコ)様
ブラジル筝曲宮城道雄の会会長
琴曲宮城会ブラジル支部(現ブラジル箏曲宮城道雄の会)創立時から会員として、サンパウロのみならず、ブラジル各地で演奏会を開催するなどし、邦楽の魅力を伝える活動に長年に亘り取り組まれました。同会には非日系のブラジル人会員も含まれ、ブラジルにおける日本の伝統文化の普及に大きく貢献されました。同会会長としては、2011年に会創立30周年及び東日本大震災復興支援を目的として、サンパウロ市内で有名なサンパウロ美術館(MASP)大講堂で公演を開催し、収益は全額日本側に寄付するなどして日伯両国の友好親善促進にも寄与されました。
仁居 樹美(ニイ・キミ)様
陶芸家
ブラジルで高く評価されている日本人陶芸家であり、1978年から日本の伝統的手法に則った作品を発表し続け、ブラジルにおける日本の伝統文化普及に大きな貢献を果たされました。2008年のブラジル日本人移住100周年の際には、サンパウロ市内の主要美術館などで開催された記念展覧会に出品した他、在京ブラジル大使館でも個展を開催されるなどし、長年にわたり、日伯両国間の文化交流及び友好親善に寄与されました。近年では、ジャパン・ハウスやブラジル日本文化福祉協会が主催する事業でも日本の陶芸を紹介されました。
税田 パウロ清七 様
サンパウロ日伯援護協会会長
サンパウロ日伯援護協会において、1997年から理事、会計理事、常任理事等を歴任され、2021年1月からは同協会会長として、現在に至るまで20年以上の長きにわたってブラジル日系社会における医療・福祉事業の推進と発展に大きな貢献を果たしてこられました。
同協会傘下の日伯友好病院経営委員長を務めた際には、丁寧な患者対応をはじめとした医療サービスの充実を図り、患者が安心して利用することのできる病院の運営・指導に尽力したことで、同病院の発展に大きく寄与されました。
中川 柳田 郷子 様
「カエルプロジェクト」代表・臨床心理士
カエルプロジェクト代表として、サンパウロ市を拠点に、三井物産基金の支援も受けて、本邦就労者の帰伯子弟がブラジルの学校や社会へ順応できるよう社会的、教育的支援を行い、当地日系社会の福祉に貢献されまし。また、毎年、日本のブラジル人集住都市を訪問し、ブラジルへの帰国希望者向けに「カエルセミナー日本」を開催したほか、日本におけるブラジル人児童及び青少年に関する書籍も出版し、デカセギ子弟の抱える問題の啓発を行うなど、日伯の相互理解へ貢献されました。
ワルテル・タケオ・ササキ(通称:ワルテル・ササキ)様
テクノ産業貿易株式会社取締役
ニッポンカントリークラブの会長職を12年間にわたり務められ、スポーツなどを通した社会文化活動の活性化及び若者の人材育成に尽力し、また非日系ブラジル人も活動に取り込んで日本文化発信事業や日伯交流に貢献されました。2016年には、同団体内に社会活動の起業精神を通じた、若者(12歳から18歳)の能力構築・価値育成を目的にアカデミア・ド・フトゥーロ(未来塾)を設立し、多くの日系・非日系の若者を育成し、日系社会の課題である若者の活動参画を進め、日系の会館文化を現代に適合させられました。
福原 憲二 カルロス 様
ブラジル日本文化福祉協会儀典担当理事
サンパウロ州の儀典次長として、また退官後は儀典次長であった際の経験を生かし、ブラジル日本文化福祉協会(文協)の幹部として、要人訪伯の際にはきめ細やかな配慮と対応を行われ、現在もなお日伯友好関係促進に貢献されています。平成30年7月の眞子内親王殿下(当時)訪伯の際には、サンパウロ市で開催された日本人移住110周年、プロミッソンで開催された日本人移住110周年及びプロミッソン移住100周年にあたり、式典儀典関係の代表を務められ、円滑な式典実施に貢献されました。