チエテ環境公園での桜の植樹・日伯「水の森」のオープニング

令和6年10月23日

   10月23日、サンパウロ市東部のチエテ環境公園において、ナタリア・レゼンデ・サンパウロ州環境・インフラ・ロジスティック長官出席の下、桜の植樹式が行われました。この植樹は、1995年から2006年にかけて、日本のODAで実施された「チエテ川流域環境改善事業」により、サンパウロ都市圏の洪水の防止及び水共有の安定化が図られたことを記念するために実施され、来年130年を迎える日本とブラジルの友好関係を象徴するものになりました。小室首席領事は、植樹式に先立って行われた式典で、この事業の意義を桜というかたちで後世に伝えることができることへの感謝と尽力されたサンパウロ州環境・インフラ・ロジスティック局、国際協力機構、国際協力機構研修生OB会、ブラジル日本文化福祉協会他の関係者の皆様に敬意を表しました。式典では、関係者の挨拶に加え、煎茶道のお手前が振るわれ、鏡割りでこの日を迎えたことを祝いました。

   イビラプエラ公園の11倍の広さを持つチエテ環境公園の一角には、桜50本に加え、ブラジル固有種100本の植樹がなされ、日伯「水の森」と命名されました。